株式会社ウェルキャット~Barracuda Backup 導入事例
テープデバイスを払拭。フリークラウドサービスで遠隔地バックアップを実現
ウェアラブル端末やハンディターミナルなど、バーコードリーダー専門メーカーの株式会社ウェルキャット。Windows2003サーバの更改に伴うサーバリプレースで、サーバのバックアップシステムも同時にリプレースすることになった。それまではテープデバイスを利用したバックアップシステムを利用していたが、データのBCP対策まで手が及んでいなかった。そこでサーバハードウェアを取り扱う販売代理店から紹介を受けたのが、Barracuda Backup。バラクーダ・フリークラウドサービスを利用した遠隔地バックアップにより、BCP対策を実現できる点や、わかりやすい管理画面などから、従来のテープデバイスよも、リストアが迅速で操作しやすい印象を受けたことから、導入検討を開始した。
会社名:株式会社ウェルキャット
事業内容
●バーコード・RFID関係のソフト及びハード開発設計、販売
●パソコン用ソフトウェアの開発、販売
●コンピュータシステムについてのコンサルティング、ソフト開発各種販売促進業務
導入の経緯
Q: バックアップデータのBCPやディザスタリカバリ対策は、ご検討されていましたか。
従来のテープドライブ製品では、データの遠隔化をしておりませんでしたが、課題として常に念頭にありました。今回,、Barracuda Backupをご紹介いただき、フリークラウドサービスを利用すれば、お手軽に、さらにコストをかけずに遠隔地バックアップを実現できるので、他のバックアップ製品とくらべても、アドバンテージとなりました。
Q: 導入に至るまで、どれぐらいの期間がかかりましたか。
山口氏:フリークラウドサービスのインパクトがとても強かったため、他社バックアップ製品はほとんど検討しませんでした。サーバの容量をサイジングし、保存領域が2TBのモデル390を選択しました。Barracuda Backupの製品紹介を受けてから実際に発注に至るまで、たった1ヶ月程度でした。
Barracuda Backup 製品導入事例
Q: 日々のバックアップはどれぐらい時間がかかっていますか。
山口氏:弊社では、Active Directoryを運用する物理サーバと、Hyper-Vの2台をバックアップしています。物理サーバの日次バックアップは平均15分程度、Hyper-Vのバックアップも1時間程度で終了しているので、深夜帯にバックアップは終わってしまいます。
Q: Barracuda Backupの日々の運用はどのように行われていますか。
山口氏:サーバのバックアップ時間も短く、定常時はレポートメールを確認する程度となっています。バックアップシステムの構築は、販売代理店に委託したものの、Webベースの管理画面はとてもわかりやすくて助かっています。
Q:Barracuda Backupの使いやすい点を教えてください。
山口氏:クラウドを利用したWebベースの管理画面は、直感的に操作が可能なのでマニュアルを読み込む必要なく利用が可能です。中でもサーバのリストア画面は、エクスプローラ風に設計されているため、リストアしたいデータがツリーをたどることによって、簡単に見つけ出すことができます。
Barracuda Backupを導入してみて
Q: 今後、Barracuda Backupをどのように活用における展望はありますか。
山口氏:現在のBarracuda Backupのディスク使用率は50%程度なので、バックアップ対象のサーバの追加を検討しています。エージェントライセンスが不要なため、対象サーバを追加しても、追加コストなしで運用できる点は、大変お得です。今回、 Barracuda Backupは5年一括保守込で購入したため、1TB分のクラウドストレージは完全に無料で提供していただけました。コストを抑えてBCP対策が実現できたのは、弊社にとって大きな利点となりました。
導入製品
Barracuda Backup
出荷台数世界No.1のバックアップ専用アプライアンス※。
重複排除機能により、バックアップ容量を20~50倍削減。クラウドストレージやBox To Box機能による遠隔地バックアップに対応。
※ IDC Worldwide PBBA Tracker, September 2017 出荷台数で世界第1位