株式会社ヤマダコーポレーション~Barracuda Backup 導入事例
Box T Boxで遠隔バックアップを自動化
ヤマダコーポレーション様では、2012年に合計3台のBarracuda Backupを導入している。同社では東日本大震災を教訓として、2012年は全社を挙げてのBCP対策に取り組んでおり、その中でもデータのBCP対策は重要課題のひとつとして取り上げられていた。 同社が以前から付き合いのあったバラクーダの販売代理店からBarracuda Backupを紹介され、クラウドによる遠隔地バックアップで容易にBCP対策 が可能なことから、まずはエントリモデルであるモデル190を購入して、試験運用を開始した。実際を利用して機能・性能を検証し、満足な結果を得られたため、より大容量のモデルで本番運用に移行することになった。
会社名:株式会社ヤマダコーポレーション
設立:1939年12月
資本金:6億円
事業内容:自動車用整備器具と産業用ポンプ(空圧式、油圧式、電気駆動他)を2本柱としたこれらの関連機器類の製造・販売
操作性の優れた管理画面
最初にエントリモデルの190を導入したのが2012年3月、試験運用としてクライアントPCのバックアップとして利用を開始した。同社が従来利用していたバックアップ製品と比較して、直感的で分かりやすいWeb管理画面 により、操作は短期間で慣れることができた。また事前にバラクーダネッ トワークス主催の製品トレーニングに参加したことも、製品の特性を容易につかむきっかけとなった。
中央管理によりバックアップを統一化
Barracuda Backup導入前は、テープ・NASによるディスクバックアップ の混在環境で運用していた。バックアップの取得方法によってポリシーが煩雑化した状況であり、一括して管理ができないことから個別管理を余儀なくされており、運用にも手間がかかっていた。Barracuda Backupでは、クラウドGUIによる中央管理機能により、バックアップ対象を一括して管理することが可能で、ステータス画面で統計を確認することができるため、運用管理が格段に容易となった。
遠隔地バックアップを実現
NASによるバックアップ管理をしていた時は、サーバとNASが物理的に隣接した環境に設置する必要があったため、遠隔地バックアップを実現したくても、導入は困難な状況だった。Barracuda Backup導入後は、すべてのバックアップを集中管理することができたため、バックアップデータをまとめて別拠点へデータリプリケーションが可能となり、導入を断念していた遠隔地バックアップを容易に実現することができた。
重複排除により日次バックアップを実現
Barracuda Backup導入前に利用していたバックアップシステムでは、日次のバックアップが一晩で終わらず、一部のシステムは1週間に1回しかバックアップを実行できていなかった。Barracuda Backup導入後は、初回のフルバックアップは時間がかかったものの、2回目以降のバックアップ ジョブは重複排除により、すべてのシステムのバックアップが一晩でとれているという。株式会社ヤマダコーポーレーション管理本部総務部IT課の 松村洋子氏は、「Barracuda Backupに切り替えてから、バックアップ データのリアルタイム性が増し、確実に事業継続性が向上した」と語る。
ライセンス不要で圧倒的なコスト優位性
ヤマダコーポレーション様では、バックアップシステムのリプレース時に、Barracuda Backup以外にも他社製品を検討していた。その中でも、 Barracuda Backupを採用するに至ったのは圧倒的なコスト優位性だった。「導入前に利用していたバックアップシステムは、エージェントライセンスによるランニングコストを年間で発生していたが、Barracuda Backup では、エージェントライセンスが不要なだけでなく、オールインワンのア プライアンスで、追加ライセンスなども必要ないため、他社と同等の機能を有しながら、圧倒的なコスト優位性があった」と株式会社ヤマダコーポレーション管理本部総務部次長の鏡味輝行氏は語る。
ヤマダコーポレーション様 製品情報
導入製品
Barracuda Backup
出荷台数世界No.1のバックアップ専用アプライアンス※。
重複排除機能により、バックアップ容量を20~50倍削減。クラウドストレージやBox To Box機能による遠隔地バックアップに対応。
※ IDC Worldwide PBBA Tracker, September 2017 出荷台数で世界第1位