日邦産業株式会社~Barracuda Web Security Gateway (旧 Barracuda Web Filter) 導入事例
Barracuda Web Security Gatewayが海外サイトで威力を発揮。
インラインでブラウザの設定変更不要になりました。
お客様情報
社名:日邦産業株式会社
設立:1952年3月
資本金:31億3,775万4千円
事業内容
●産業資材全般の販売
●プラスチック成形品の製造販売
海外サイトで威力を発揮
インラインでブラウザの設定変更不要
日邦産業では、以前より社内から社外への機密情報の漏洩対策に必要性を感じており、特にフリーメールやオンラインストレージを利用した万一の情報漏洩事故防止のためのセキュリティ対策を検討していた。また業務時間内中のネッ トサーフィンによる社員の生産性の低下を防止する施策も合わせて検討していた。セキュリ ティ対策として数種類のソリューションを検討 したが、コンテンツフィルタリング製品が同社の要望を満たすものと判断し、製品選定を開始した。すでにバックアップ製品で Barracuda Backupを導入済みであった同社は、バラクーダネットワークス製品にコンテンツフィルタリング製品があることを代理店から紹介され、本格的に製品の導入に向けて動き出した。
オールインワンのアプライアンスでコスト削減
同社はBarracuda Web Security Gatewayを含め、ソフトウェアタイプのコンテンツフィルタリングの製品、クラウドサービスのフィルタリング製品の3製品から検討をはじめた。まずソフトウェアタイプのフィルタリング製品については、ライセンス毎の保守費用が高いことと、さらにハードウェアは別で用意する必要があり、またそれに付随した保守費用が跳ね上がることが懸念として持ち上がった。それと比較して、Barracuda Web Filterはハードウェアとソフトウェアのオールインワンとなったアプライアンス製品として提供されており、さらにユーザライセンス不要であることから、保守費用面でかなりの優位性があることが判明した。まずはBarracuda Backup 同様、Barracuda Web Security Gatewayについても評価機貸出を利用して事前検証を開始することとなった。
インラインでブラウザの設定変更要らず
次にソフトウェアタイプのコンテンツフィルタリング製品は、プロキシ サーバとして導入する必要がある。そうなると実運用では社員ひとりひと りが、ブラウザのプロキシ設定を変更する必要があり、社内周知させる手間と、ブラウザ設定を変更しない社員などがいた場合、インターネットポリシーを会社全体に適用できない懸念があった。それに比べて、 Barracuda Web Security Gatewayはインライン形式で導入することができるため、社員ひとりひとりのブラウザ設定変更も不要なため、管理者サイドの手間もかからない。実際に事前検証でも実環境で監査モードで導入したが、一番懸念していた社員のWebアクセスへの影響もほとんど影響がなく導入することができた。
DCエージェントで「誰がどのサイト」を追跡
事前検証を進めていく中で、同社がコンテンツフィルタリング製品に求め る機能として、「誰が」「どのサイトを」アクセスしているか、追跡できることを必要不可欠とした同社。同社はActive Directoryでユーザを管理していたことから、Barracuda Web Security Gatewayの「DCエージェント」機能がその要件を満たすことになった。Barracuda Web Security Gatewayを利用すると無償で利用できるDCエージェントをドメインコントローラにインストールする ことできるため、社員は新たに認証システムを利用しなくてもよい。 Active Directoryにシングルサインオンすれば、Barracuda Web Security Gateway上 で、どのユーザがどんなサイトへアクセスしたか、履歴を追跡することができる。実際にDCエージェントの設定作業も簡単で、同社がコンテンツフィルタリング製品としてBarracuda Web Security Gatewayの導入を決定づけ、情報漏洩対策に対しても有効な機能であると確信した。
セットアップが簡単&トラブルシュート不要
事前検証中は、同社だけで設置・検証することができたため、製品購入後の構築も同社が自ら行うことで構築費についてもコスト削減を実現した。「操作しやすいユーザインターフェースに加え、セットアップガイドが日本語化 されていたため、自社構築を実現することができました」と日邦産業株式会 社CSR統括部情報システム部 主任 山崎光一氏は語る。さらに山崎氏は、 「何か問題が生じた時は、サポートトンネル接続をすれば、すべてトラブル シュートをしていただけるので、ログを取得して送付する手間や、弊社サイ ドで切り分けに時間を要すことは全くありませんでした」と、サポートに対 する手間を簡略ができた点についても評価する。
海外サイトに威力を発揮
アジアを中心として事業を展開する同社では、日本語サイトに対する コンテンツフィルタリングだけでなく、海外サイトへの対応も重要な 選定基準であった。実際に有害サイトとして認識されるサイトの多く は海外のサイトであり、万一、海外の拠点からそういったサイトへの アクセスを懸念して、海外での数多く実績を持つBarracuda Web Security Gatewayは同社の様なグローバル展開する企業には要件が一致した。「国内ベンダが日本語サイトへの強化を謳っている製品が多い中、バラクーダ社はワールドワイドでWebゲートウェイ製品のチャンピオン製品として評価されている点で、弊社の様にグローバル規模でフィルタリングを必要とする企業には、国内外のWebアクセスの強化が実現で き、従業員の生産性や情報漏洩対策も万全な対応ができました」と日邦産業株式会社CSR統括部情報システム部 担当課長 生川靖氏は語る。
導入製品
Barracuda Web Security Gateway (旧 Barracuda Web Filter)
コンテンツフィルタリング、マルウェア保護、アプリケーション制御がオールインワンで、不適切サイトへのアクセス拒否とマルウェアの通信を検知・防御。2014年のInfo-Tech Research Group社の調査において「Webゲートウェイチャンピオン」に選出