報道発表

バラクーダが、革新的なゼロトラストネットワークアクセス（ZTNA）を提供するFydeを買収〜ゼロトラスト機能の追加により、SASE（Secure Access Service Edge）を拡張〜

2020.11.30

※本プレスリリースは、2020年11月11日（米国時間）に Barracuda Networks, Incによって発表されたプレスリリースの抄訳です。

クラウド対応セキュリティソリューションのリーディングプロバイダーであるBarracuda Networks, Inc.（本社：米国カリフォルニア州キャンベル）は、ゼロトラストネットワークアクセス（ZTNA）機能を実装するCloudGen SASE（Secure Access Service Edge）プラットフォームを拡張するために、カリフォルニア州パロアルトおよびポルトガルのポルトに拠点を持つZTNAベンダであるFydeを買収したことを発表します。Fydeソリューションは、Barracuda CloudGen Accessとして、全ての規模の企業向けに提供され、数週間以内にはマネージド・サービス・プロバイダ向けに提供されます。

CGA_Overview Barracuda CloudGen Access

ガートナーによると、「ZTNAは、アプリケーション・アクセスの柔軟性、俊敏性、拡張性を向上させ、内部アプリケーションをインターネットに直接公開することなくデジタル・ビジネスを強化し、攻撃のリスクを軽減します。」^※

Fydeの革新的なゼロトラストソリューションは、あらゆるデバイスや場所からクラウドやオンプレミスのアプリケーションやワークロードへの安全で信頼性の高い高速アクセスを可能にします。FydeのZTNAソリューションは、適切なデバイスを持ち、適切な権限を持った適切な人物だけが会社のリソースにアクセスできるよう継続的に検証することで、従来のリモートアクセスに関連するセキュリティリスクに対処します。このソリューションは、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境に展開された、クラウドネイティブおよびレガシーな企業アプリケーションにユーザーを直接接続するのに最適です。

バラクーダのプレジデント兼CEOである、BJ Jenkinsは、本件について次のように述べています。「リモートワークの時代が到来し、クラウドの移行が加速し、従来の企業の境界は消滅しています。Fydeは、企業ネットワーク上のあらゆるインフラ、あらゆるデバイス、あらゆるアプリケーションで動作する強力なZTNAソリューションを提供しています。バラクーダは、この買収により、分散型企業に対し、リモートアクセスを刷新し、グローバルセキュリティとアクセスポリシーを強化し、生産性を損なうことなくシームレスな接続を実現する新しい方法を提供します。」

バラクーダは、クラウド対応のネットワークおよびアプリケーションセキュリティソリューションの幅広いポートフォリオを提供しています。バラクーダは今年7月、Microsoft Azure上にネイティブ構築された業界初のグローバルSD-WANサービス「CloudGen WAN」を提供開始しました。 Fydeの買収により、バラクーダは、アイデンティティを考慮したアクセス制御とデバイスベースのコンテクストセキュリティポリシーと、アプリケーションとデバイスのセキュリティを確保する最新のアプローチを採用したZTNAソリューションを提供します。この買収により、バラクーダのSASEの機能が拡張され、顧客のパブリッククラウドへのデジタル移行を支援します。

今回の買収により、バラクーダは、今日の複雑なIT環境向けに差別化された機能を拡張し、セキュリティチームは以下のような多くのユースケースに対応できるようになります。

- SaaSアプリケーションへのセキュアなシングルサインオン
- BYODデバイスからアプリケーションへのセキュアなアクセス
- オンプレミスと複数のクラウド上にあるアプリケーションへの同時アクセス
- モバイルデバイスのセキュリティ監視と悪質なウェブサイトからの保護
- シンプルな特権アクセス管理とその他の多くの機能

なお、今回の買収に関する財務条件は、公表されていません。