コロナウィルス(COVID-19)パンデミックによって、サービスとサポートの柔軟性が重要になっている
トピック: コロナウィルス(COVID-19)、マネージドサービス、リモートワーク
2020年4月6日、Mike Vizard
ITサービスプロバイダーと協力な関係を持つITベンダーは、これらのパートナーを総動員して、コロナウィルスの感染拡大によるビジネス状況の急速な変化に企業が機敏に対応できるようにしています。
例えば、企業はアプリケーションのワークロードのクラウドシフトを急加速して、エンドユーザーがリモートで安全にアクセスできるようにすることで、コストを削減しようとしています。他のケースでは、オンラインサービスの需要の急増によって、主要なアップグレードを急いで導入する必要が生じている企業もあります。
現在、理由に関係なく、新しいITソリューションを導入できる速度は、どのITベンダと協力するかによって異なる場合が多いです。現在、多くのIT企業は、この問題に対処するために、無料のプロフェッショナルサービスを期間限定で提供しています。実際、市場調査会社である The 2112 Groupが ITベンダ向けにパートナー関係を管理する119人の役員を対象に実施した最近の調査によると、回答した企業の 43%は顧客がコロナウィルス危機を乗り越えるための無料のソフトウェアとサービスを提供し、37%は無料または割引のテクニカルサポートを提供します。
このようなサービスとサポートの多くは、ITベンダと提携するITサービスプロバイダが提供します。たとえば、アプリケーションをインメモリで実行するためのプラットフォームのプロバイダである GigaSpacesは、コロナウィルス危機の間、無料の稼働開始サポートサービスを提供するプログラムを発表しています。このようなサポートサービスは、プロフェッショナルサービス部門とサードパーティのITサービスプロバイダの両方が提供します。
ITソリューションを導入できる速度は、セキュリティについては、特に重要です。在宅勤務している従業員の多くは自分が所有しているシステムを使用しており、このようなシステムのエンドポイントセキュリティは非常に脆弱です。企業は、エージェントソフトウェアをこのようなエンドポイントに強制的に導入するさまざまなツールによって、セキュリティを強化する方法を必要とします。
もちろん、通常、MSP(マネージドサービスプロバイダ)は、このようなサービスを提供するための最も有利な立場にいます。しかし、社内のIT部門の多くは、自社のデータセンターを訪問できない場合、自分でこのようなサービスを提供するための支援を必要とします。
テクノロジの導入方法に関係なく、顧客は経済的な不安定に対処するための柔軟な支払条件を必要とします。最新の予測によると、米国経済は第2四半期だけで14%も悪化する可能性があります。上記のThe 2112 Groupの調査によると、回答した企業の27%は、今後の数週間または数か月間、さらに柔軟な支払条件の提示を計画しています。
ITベンダが顧客とパートナーの両方を同様に支援するために投入できる財源が重要になることは、急速に明らかになっています。現在、ITベンダのサービス、サポート、および支払に関する柔軟性は、提供する製品とサービスの品質以上に、ITベンダの優劣を区別するための非常に重要な手段になっています。また、規模と範囲も、かつてないほどに重要になっています。
原文はこちら:
COVID-19 pandemic puts a premium on flexible service and support
April 6, 2020 Mike Vizard
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