ある英カレッジでは、バラクーダの1つのソリューションから次へとつながっていった
2023年11月6日、Tony Burgess
サイバーセキュリティベンダーの統合は、企業間で急速に進むトレンドです。その背景には、複数のベクトルや脆弱性を悪用する現代のサイバー脅威の高度化があります。緊密に統合され、情報を共有するコンポーネントから構築された包括的なサイバーセキュリティインフラストラクチャを持つことで、こうした高度な脅威への対策が容易になります。
世界的に見ても、教育セクターはサイバー攻撃の標的となる傾向が著しく高いです。グロスターシャーカレッジはまさにそれを実感していました。同カレッジの IT 部門を率いるケヴィン・アグニューと彼のチームは、ランサムウェアやデータ窃盗、それに詐欺を試みる日に数千通にものぼるフィッシングメールに苦慮していました。
バラクーダの製品を初めて使ったグロスターシャーカレッジは、ほどなくバラクーダのプラットフォームと製品を使用して、包括的なセキュリティインフラストラクチャと SD-WAN ネットワークを構築しました。
最初の一歩
ケヴィンは着任してすぐに、カレッジ内で展開している Microsoft 365 (何千もの学生アカウントと何百もの職員アカウントを含む)にサードパーティのデータバックアップがないことに気づきました。ベンダーを選択する上で、柔軟性は重要な要素でした。
「学生数の変動は私がコントロールできることではありません。明日、カレッジ側がコースを開講して 500 人の学生を登録すると決めたら、その途端に急遽、バックアップとセキュリティを確保すべきアカウントが 500 人分、増える可能性があるのです。また、コースが終了しても、試験の結果やコースワークの返却を学生が待っている場合もあるので、アカウントを削除できるわけではありません。そのため、保存期間を指定するのは難しいのです」。
— ケヴィン・アグニュー グロスターシャーカレッジ IT 部門長
バラクーダの無制限のストレージと保持のアプローチがケヴィンの関心を引き、同カレッジはまず Barracuda Cloud-to-Cloud Backup を購入しました。
「非常に簡単なのが、うれしい驚きでした。バックアップは迅速で、バラクーダの担当者はすべての質問に回答してくれました。初日から問題なく使用できました。
— ケヴィン・アグニュー グロスターシャーカレッジ IT 部門長
完全なセキュリティを構築する
その後、グロスターシャーカレッジは、バラクーダの顧客がよくたどる道をとることになります。強力で使いやすく、サポートが充実している1つのバラクーダ製品から、さらに別のバラクーダ製品へとつながっていったのです。
グロスターシャーカレッジのファイアウォールは耐用年数を迎えていました。どの製品に乗り換えたでしょうか。もちろんバラクーダです。Barracuda CloudGen Firewall を「価格と機能の点で頭一つ抜けている」とケヴィンは高く評価しています。
SD-WAN インフラストラクチャを構築した同カレッジは、メールセキュリティに対処する必要がありました。そして、おそらくもうお分かりかと思いますが、ケヴィンはカレッジの Microsoft 365 全体に完全な保護を拡張するために、複数の機能を組み合わせたプラットフォームである Barracuda Email Protection を採用しました。
先を見据える
ケヴィンとグロスターシャーカレッジは、サイバー攻撃への潜在的なリスクに対処するために、将来を見据えた取り組みを続けています。今はアプリケーションセキュリティに注目しており、Barracuda Application Protection を検討しています。また、現在のバラクーダと結んでいる契約はすべて更新する予定です。
ケヴィンと彼のチームの取り組みの全容は、こちらで確認できます。 Barracuda Firewall Insights、Barracuda Firewall Control Center など、バラクーダのインフラストラクチャから多くのメリットを得ている様子がわかります。
Barracuda Cloud-to-Cloud Backupについての詳細はこちら
Barracuda Application Protectionについての詳細はこちら
原文はこちら
For this UK college, one Barracuda solution leads to another
Nov. 6, 2023 Tony Burgess
https://blog.barracuda.com/2023/11/06/uk-college-barracuda-solutions
No comments yet.