Barracuda Cloud-to-Cloud Backupに関するバラクーダとマイクロソフトの協力
トピック: Barracuda Cloud-to-Cloud Backup、データ保護、Microsoft Azure
2021年1月28日、Anne Campbell
Microsoft Teams、Exchange Online、SharePoint、Microsoft OneDriveなど、すべてのOffice 365データを低コストでスケーラブルにバックアップおよびリカバリする新しいプラットフォームを実装するBarracuda Cloud-to-Cloud Backupの最新バージョンを紹介します。
バラクーダとマイクロソフトがこの革新的なクラウドネイティブソリューションでどのように協力したかについて説明するために、Barracuda Cloud-to-Cloud Backupの新しいバージョンとこのバージョンを実現したチームワークについてマイクロソフトのシニアクラウドソリューションアーキテクトであるNills Franssensにインタビューしました。
Office 365データのバックアップに関する最も一般的な過ちまたは誤解は何だと思いますか。
Office 365データのバックアップに関する主な誤解の一つはマイクロソフトがすべてを自動的に管理しているということだと思います。現在、マイクロソフトがOffice 365で提供しているバックアップは、ファイルが削除または上書きされた後の30日間のバックアップにすぎないため、企業によっては不十分です。このため、Barracuda Cloud-to-Cloud Backupなどのソリューションが、作成され、非常に多くの企業が使用しています。企業はマイクロソフトのデフォルトのバックアップポリシーがニーズに十分であるかどうかを評価する必要があります。しかし、このポリシーが不十分であり、Barracuda Cloud-to-Cloud Backupなどのサードパーティソリューションに依存したい場合があります。
このクラウドネイティブソリューションでは、バックアップとリストアがどのように向上していますか。
このクラウドネイティブソリューションでは、バックアップのスケーラビリティの利点を享受でき、お客様のソリューションを完全に管理できます。従来のバックアップソリューションでは、容量管理と容量計画を行い、十分なストレージを確保する必要があります。一方、Barracuda Cloud-to-Cloud Backupなどのクラウドネイティブソリューションは実質的に無制限の容量でデータを保存できるマネージドソリューションです。
Barracuda Cloud-to-Cloud Backupのこのバージョンの開発では、マイクロソフトとバラクーダは、どのように協力しましたか。
非常に興味深い話です。協力はバラクーダとマイクロソフトのエンジニアリング部門が米国ワシントン州レドモンドで行った会議から始まりました。この会議で新しいバージョンを構築するというアイデアが生まれました。約3週間後、マイクロソフトとバラクーダの従業員は新しいバージョンの最小限の実行可能な製品に関する共同ハッカソンを開催しました。非常に密接な協力によって、約1週間で、このハッカソンが有効であることを実証できました。
それ以降、私たちは共同で多くのことを行いました。まず、私自身とバラクーダのさまざまなエンジニアリング部門が、継続的に協力して、物事を軌道に乗せ、私たちが適切な機能を提供しており、バラクーダが適切な方法で機能を使用していることを確認しました。
数か月にわたって、マイクロソフトの専門のソフトウェアエンジニアリング部門は、バラクーダと協力して、このソリューションの多くのコアコンポーネントを共同で設計しました。つまり、新しいソリューションがOffice 365と相互作用し、Office 365からデータを取得する方法、およびデータを現在のバージョンから新しいバージョンに移行する方法です。バラクーダとマイクロソフトのエンジニアは、1つのチームとして協力して、この2つのコンポーネントを共同で設計しました。
このような協力はプロセスにどのように役立ちましたか。
このような協力が本当に役立った点はBarracuda Cloud-to-Cloud Backupに関する非常に優れた知識を持っているバラクーダとマイクロソフトソリューションに関する非常に優れた知識を持っているマイクロソフトの間の差を縮める場合です。この密接な協力によって、バラクーダの製品知識およびMicrosoft AzureとOffice 365の深い知識を結びつけ、製品に組み込むことができました。このため、非常に優れたソリューションを作成し、一部のタイムラインを加速できました。
このプロジェクトでバラクーダと協力して、最も楽しんだことは何ですか。
最も楽しんだことは新しいテクノロジに取り組む寛容さと意欲です。新しいBarracuda Cloud-to-Cloud BackupはプラットフォームとしてのMicrosoft Azureの一部のコア製品の革新を活用するソリューションです。Azure Kubernetesサービスを使用して、ソフトウェアを実行し、BLOB(バイナリラージオブジェクト)ストレージに接続して、データを保存します。データベースストレージにAzure Cosmos DBを活用しているコンポーネントもあります。マイクロソフトが推奨するソリューションを革新および使用するバラクーダの意欲は本当に素晴らしいです。個人的には、さまざまな部門と協力することを非常に楽しみました。マイクロソフトとバラクーダが協力しているというより、合弁企業の一つの大きなチームのように感じました。
Barracuda Cloud-to-Cloud Backupのこの新しいバージョンが実装するさらにインパクトのある機能は何ですか。
お客様にとって本当にインパクトのあることは、この新しいバージョンが、Office 365の最新のすべてのAPI(アプリケーションプログラミングインターフェース)を活用して、最も最適化された方法でデータを取得するという事実です。この機能は、お客様に見えませんが、このソリューションのパフォーマンスに大きく貢献します。このため、バックアップする必要があるデータの量に関係なく、データのすべてが最も効率的でタイムリーにバックアップされます。
Barracuda Cloud-to-Cloud Backupの詳細
原文はこちら:
Behind the scenes of the Barracuda Microsoft collaboration on Cloud-to-Cloud Backup
January 28, 2021 Anne Campbell
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