日本プラスト株式会社～Barracuda Backup導入事例

Q： Barracuda Backup へリプレース以前に利用されていたバックアップ方式を教えてください

日本プラスト株式会社情報システム部　情報システム課（左）課長　佐野 祐介 氏（右）山本 雅樹 氏

佐野氏: 弊社ではサーバのバックアップとBCP対策を同時に行っています。Barracuda Backup を導入する以前は、バックアップソフトウェアでNASにバックアップを取得し、USB接続の外付けHDDでさらにバックアップ、そして外付けHDDを手作業で群馬県の伊勢崎工場に発送することでBCP対策としていました。
山本氏: 本社の電算室で管理するサーバは30台以上あり、手作業による外付けHDDの接続や発送作業は、日次の業務タスクのボトルネックになっていました。

Q：利用されていたバックアップシステムの課題は 他にもありますか？

佐野氏: 以前利用していたバックアップソフトウェアは、サーバを新規購入するたびにバージョンが異なることで、バックアップの方式を統一化することができませんでした。新規でサーバが追加されるたびに、それ専用のNASを購入する必要があり、結果、費用が嵩む原因となっていました。
山本氏: バックアップの世代管理が煩雑にならないように、弊社では毎日フルバックアップを取得していました。その結果、すべてのバックアップを取得するまでに最大で18時間程度かかることもあり、業務への支障も懸念されることがありました。

Q：Barracuda Backupを導入して、高い効果を得られたことを教えてください。

山本氏: まず重複排除の効果により、バックアップが最大18時間から2時間に短縮しました。しばらくはサーバがある富士宮本社の電算室で管理していましたが、現在は東京都内にあるデータセンターに移設しました。移設後も日次のバックアップは2時間程度、BCP対策も万全です。
佐野氏: 日次で外付けHDDの切り替えや発送作業に費やしていた人的リソースを、他の業務へ有意義に活かせるので費用対効果は絶大なものです。

Q：Barracuda Backupの機能面・サポート面での利点を教えてください。

佐野氏: 最初に無償評価機を借用する際に、新品の機器を発送していただけたので、評価機をそのまま本番機で導入することができ、構築の手間を省くことができました。
山本氏: 評価期間中はバックアップが取得できない事象が発生し、バラクーダのテクニカルサポートに何度もお世話になりました。Barracuda BackupはクラウドベースのGUIを利用しているため、リモートからのトラブルシュートで、弊社作業はほとんど発生しませんでした。またパッチ作成・適用なども迅速にご対応いただけました。バラクーダテクニカルサポートのレスポンスの早さとクオリティも、リプレースの高い効果の一つです。