ソフトクリエイトホールディングス~Barracuda Backup 導入事例
仮想環境のバックアップを集中管理・遠隔化
ソフトクリエイトホールディングス様では、2012年の本社移転に伴い、 数十台あるすべての物理サーバをすべて仮想化する計画していた。物理サーバはすべてNASによるディスクベースのバックアップを利用しており、 サーバ毎にバックアップ用のNASが乱立し、バックアップはすべて個別管理されている状態だった。 同社子会社の株式会社ソフトクリエイト様が、Barracuda Backupの一次販売代理店であったことから製品の紹介を受け、仮想環境に対応したバッ クアップ機能を搭載しているだけでなく、遠隔地バックアップも簡単に利用できることから、導入を検討するきっかけとなった。
会社名:株式会社ソフトクリエイトホールディングス
設立:1969年8月
資本金:8億4,462万円
事業内容:株式等の保有を通じたグループ企業の統括、管理等
仮想環境のバックアップに対応
Barracuda Backup導入前は、VMwareのハイパーバイザ上で稼働するゲ ストOSに対してエージェントをインストールし、個別にバックアップを管理をしていた。しかしBarracuda Backupの仮想化バックアップは、ゲス トOSのイメージをそのまま取得することが可能なため、仮想OSを一括してバックアップできるようになった。
中央管理によりバックアップを統一化
Barracuda Backup導入前は、NASによりバックアップを個別で管理をしていたため、一台ずつ別の画面で設定を適用する必要があった。しかし Barracuda Backupでは、クラウドGUIによる中央管理機能により、バックアップ対象を一括して管理することが可能で、乱立したNASの管理も不要。 ステータス画面で統計を確認することができるため、容量やステータス管理が格段に容易となった。
遠隔地バックアップを実現
NASによるバックアップ管理をしていた時は、サーバとNASが物理的に隣接した環境に設置する必要があったため、遠隔地バックアップを実現したくても、導入は困難な状況だった。Barracuda Backup導入後は、すべてのバックアップを集中管理することができたため、バックアップデータをまとめてクラウドサービスへリプリケーションが可能となり、導入を断念していた遠隔地バックアップを容易に実現することができた。
1日で構築が終了
「従来のバックアップシステムはバックアップシステム構築に手間がかか り実運用まで時間を要したが、Barracuda Backupは、アプライアンス型のバックアップソリューションなので、1日で構築作業が完了した」と株式 会社ソフトクリエイトホールディングス情報システム室主任SEの佐藤吉人氏は語る。 さらにBarracuda導入前に利用していたバックアップシステムでは、夜中にバックアップを開始しても、始業直前にバックアップジョブが終了するほど時間がかかっていたが、Barracuda Backupの重複排除技術により、日次バックアップは1~2時間に短縮された。
エージェントライセンス不要でコスト削減
Barracuda導入前に利用していたバックアップシステムは、エージェントライセンスによるランニングコストが年間で発生していた。Barracuda Backupでは、エージェントライセンスが不要なことから、現在は30台のサーバをバックアップ。保守費用の大幅なコスト削減を実現した。
VMware Liveboot™に期待
Barracuda Backupファームウェア5.0から搭載されたVMware Liveboot™ 機能は、Barracuda BackupのバックアップデータをVMwareイメージとしてマウントできる機能。緊急時にはすぐに仮想サーバを復旧できる。 「VMware Liveboot™機能により、高い事業継続性を維持できるだけでな く、通常はシャットダウンしている仮想OSから必要な時だけデータを取得できるので、今後は積極的に活用したい」とソフトクリエイトホールディ ングス情報システム室室長の盛浩純氏は語る。
導入製品
Barracuda Backup
出荷台数世界No.1のバックアップ専用アプライアンス※。
重複排除機能により、バックアップ容量を20~50倍削減。クラウドストレージやBox To Box機能による遠隔地バックアップに対応。
※ IDC Worldwide PBBA Tracker, September 2017 出荷台数で世界第1位