2022年版ランサムウェア:予測と対策
2022年2月10日、Tony Burgess
あらゆる業界や規模の組織にとって、ランサムウェアは最大のサイバー脅威であることに以前変わりはありません。そしてその技巧は進化し続け、要求する身代金も数千ドルではなく数百万ドルにまで上っています。
もちろんランサムウェアだけが脅威なわけではありません。APIベースのアプリケーションの脅威、高度な第5世代ボットなどとともに、ソフトウェアサプライチェーンへの攻撃も増加しています。
先見の明が身を守る
今後何が起こるのかといった予測やその対策について、弊社は2022年2月16日にライブウェビナーを開催しました。このセミナーでは、過去1年間に発生したランサムウェアの全容と、2022年に予想されるランサムウェアの動向について解説しました。さらに、ライブイベントに参加された方は、2月末に公開される弊社の新たなレポート「Threat Spotlight:あなたのビジネスを守るために」にいち早くアクセスすることができるようになっています。このレポートでは過去1年間の主な脅威の傾向と、それが示唆する今年の脅威について解説しています。
さらにこのセッションでは、最も進化した巧妙なサイバー脅威から組織を保護するための最新の戦略やテクノロジについて深く掘り下げた話が繰り広げられました。講演者の一人は、ランサムウェアのインシデント対応の経験が豊富なBarracuda Security Platform Engineers ManagerのMerium Khalidであり、最新の複数段階のランサムウェア攻撃の実例と、Barracuda SKOUTのような高度な拡張検出・応答(XDR)プラットフォームを搭載した外部のセキュリティ運用センターの使用における潜在的なメリットを説明しました。
仕事に最適なツール
このパネルディスカッションにはBarracuda CTOのFleming ShiとSenior Product Marketing ManagerのStasia Hurleyも参加しました。ランサムウェアの傾向と、いかに最新のそうした脅威がメール、ネットワーク、アプリケーション、データ保護など複数の方面で脆弱性を悪用するかという点に焦点を当てて解説しました。効果的なランサムウェアへのセキュリティインフラには以下のものが必要です:
- Barracuda Email Protectionのように、AIや機械学習を利用して、高度で発見が困難なフィッシング攻撃を検知する最新のメールセキュリティ
- Barracuda Cloud Application Protectionのような、高度なボット検出、サプライチェーン攻撃防御など、強力で多機能なWebアプリケーションやAPIセキュリティ
- Barracuda CloudGen WANやBarracuda CloudGen Accessのような、高度なネットワークセキュリティ、SD-WAN機能、ゼロトラストアクセス制御を組み合わせたSASE (Secure Access Service Edge)ソリューション
- Barracuda Cloud-to-Cloud Backupのような、バックアップを見つけて感染するように設計された最新のランサムウェアから能動的に保護する高度なクラウドベースのデータ保護
2022年2月16日に開催されたWebinarのオンデマンド視聴はこちら(英語):
原文はこちら:
Ransomware 2022: What to expect, how to fight back
February 10, 2022 Tony Burgess
https://blog.barracuda.com/2022/02/10/ransomware-2022-what-to-expect-how-to-fight-back/
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