株式会社じほう~Barracuda Message Archiver 導入事例
メールアーカイブは「監査」だけにとどまらない
個人メールの「バックアップ」として利用可能
株式会社じほう
設立:1951年6月
資本金:3,600万円
事業内容:医療・医薬品に関する新聞・雑誌・書籍・WEB媒体の発行および薬剤データ情報の提供
主な刊行物出版物:薬剤基準・保健薬事典・診療ガイドラインなど医薬品や医療に関する書籍、日本医薬品集等のCD-ROMやダウンロード販売など
じほうでは2010年、バージョン アップグレードに伴うMicrosoft Exchange 2010へリプレースを予定していた。その際、メールセキュリティ対策の懸案事項であったメールアーカイブについても同時に検討を開始した。
Barracuda Message Archiverを導入する前は、メールアーカイブ 対策として、メールデータのバックアップをファイルサーバに出力 し保存していた。しかし、メール の検索機能がないことから、有事の際に過去のメールを見つけ出すまで時間と労力を要していた。 そこで必要な際に簡単に検索ができ、すぐにメールが復旧ができるようなメールアーカイブ製品の検討を開始した。
導入背景
メールアーカイブ製品を導入するにあたり 、必須要件として Microsoft Exchange 2010と連携が可能であることだった。2010年3月当時、Microsoft Exchange 2010と連携が可能なメールアーカイブ製品が少ない中、Barracuda Message Archiverはいち早くExchange 2010連携を発表した。じほうでは、2007年よりスパムメール対策として Barracuda Spam & Virus Firewallを導入しており、バラクーダ製品自体になじみがあった。 さらに Barracuda Message Archiver は Microsoft Exchange サーバとの親和性が高いことから、 まずは無償評価機を借りて、検証を開始した。 まずセットアップは非常に簡単で、わずか30分程度でセットアップが 終了し、操作が簡単な印象を受けた。次にブラウザ画面ですべての操作が完結することから、短期間で操作をマスターできたことも、優位な選定ポイントとなった。さらに全文検索・条件検索のどちら にも対応し、必要なメールを検索して復旧できるだけでなく、特定のメールアドレス宛に再配送できる点が、導入を決定づけた。
導入効果
2010年4月より本番運用を開始し たが、導入から2年、メンテナン スもほぼ不要で、目立った障害も 発生していない。監査目的で運用 を開始したが、実際にはエンド ユーザから「メールを誤って削除 してしまったので復旧したい」と いった、過去のメールのバック アップ・リストア目的として大い に活用している。 「Microsoft Exchangeの前段で Barracuda Spam & Virus Firewallでスパムメールを除去し て、必要なメールだけをアーカイ ブできるのでディスクスペースの 削減になる」と株式会社じほう情 報マネジメント部の森宇征氏は語 る。 運用を開始して2年、Barracuda Message Archiverの圧縮・重複 排除機能によりデータ容量も微増 傾向で運用できるという。 「コストパフォーマンス・機能 性・セキュリティを考慮した上で も、非常にバランスの良いメール アーカイブ製品である」と株式会 社じほう執行役員、情報マネジメ ント部部長の西村純典氏は語る。
クラウドリレーサービスによりオンプレミスを実現
導入製品
Barracuda Message Archiver
リアルタイムでメールを自動保存、全文検索により迅速にメールを検索 復元が可能なメールアーカイブアプライアンス。
関税法によるメール保存義務化にも対応。Office365/Google Appsへメール移行した場合も、 オンプレミスでメールの長期保管を実現