株式会社ソフトクリエイトホールディングス~Barracuda Message Archiver 導入事例
ソフトクリエイトホールディングス様では、ecbeingをはじめとしたECサイトの運営が主要事業のひとつである。ECサイト上での注文がメールですべて管理される場合も多く、メールの「出した・出さない」が非常に重要で、場合によってはメール ひとつが命取りになる場合があるため、メールデータの証拠保全のために、メールアーカイブの検討を開始した。 同社では、協力会社からの派遣社員が多く、その全てに同社のドメイン名を持つメールアドレスを付与している。数年前までは、オンプレミスでMicrosoft Exchange サーバを設置していたが、派遣社員の出入りが頻繁で、Exchangeサーバのボリュームライセンスの管理が煩雑であったため、数年前、メールシステムをOffice365にすべて切り替えた。メールアーカイブについても、ク ラウド化するか、オンプレミスで導入するかを検討していたところで、 Barracuda Message Archiverの提案を受けることになった。
株式会社ソフトクリエイトホールディングス
設立:1969年8月
資本金:8億4,462万円
事業内容:株式等の保有を通じたグループ企業の統括、管理等
Office365と比較してメールの検索が早い
同社のセキュリティポリシーでは、過去5年分のメールをアーカイブしてい る。同社が利用するOffice365の検索機能では、過去1週間分のメールの検索はスピーディだが、それ以降のメールの検索には時間がかかることが懸念となっていた。Barracuda Message Archiverの検索を利用すると、1年以上前のメールデータも、日付指定などを利用して、詳細な条件検索を設定することが可能で、瞬時に該当のメールを検索することができる。有事のメール検索時にも即座に対応できることが、Barracuda Message Archiverの優位性として挙げられた。
Office365のライセンスを最小限に抑えられる
同社では当初、Office365のサービスを利用してメールアーカイブを検討していた。しかしまた過去5年のメールデータを保存する場合、同社の退職者のメールアカウントや、短期間でも在籍したことのある派遣社員のメールアカウントまで確保しておく必要があり、現在は利用していないメールアカウントに対しても、ライセンスを確保しておく必要がある。そうすると事実上、Office365のボリュームライセンスは増加を繰り返すことになる。それに対して、Barracuda Message Archiverはライセンスが不要なため、利用していないアカウントに対するOffice365のライセンスを削減することができたことも、選定の上で大きなポイントとなった。
PSTインポートでローカルメールを一掃し、iPhoneアプリで管理へ
今後の方針として、Office365を導入以前に利用していたMicrosoft OutlookでPSTファイルをローカルに保存しているユーザに対して、すべてPSTファイルをアップロードすることで、ローカルデータを一掃し、ユーザに対して、一切のメールデータをローカル上に保存しないことを検討している。また過去メールについては、Barracuda Message ArchiverのiPhoneアプリで、一般ユーザに対して検索用として利用させることも検討中である
導入製品
Barracuda Message Archiver
リアルタイムでメールを自動保存、全文検索により迅速にメールを検索 復元が可能なメールアーカイブアプライアンス。
関税法によるメール保存義務化にも対応。Office365/Google Appsへメール移行した場合も、 オンプレミスでメールの長期保管を実現